こんにちは!
レアジョブフィリピンオフィスでインターン中のMakoです。
現在フィリピンは真夏に近づいており、
日中は気温が35度に達する日もあります。
幸い日が落ちると暑さは和らぐものの、
雨も降らない日が続くため、照りつける日差しと戦う毎日です。
基本的に普段は急な雨と日をよける意味で
日本から持ってきた帽子を深くかぶっています。
芸能人と間違われているのか、街中ではいつも注目の的です。
(フィリピーナは帽子をかぶる習慣がないため、
単に珍しがられているだけです。)
常夏のフィリピンに真夏もなにもあるか!と
お思いかと思いますが、この国は季節がないわけではないのです。
現地の人に聞くと、summerとrainy seasonがあると教えてくれます。
いわゆる乾期と雨期のことです。
12月~5月が乾期
6月~11月が雨期
となっていて、
特に3月終わり~5月は厳しい暑さが続きます。
その時期の夜はエアコンなしでは寝られないほどの暑さです。
エアコンなしの部屋に住んでいる私としては、
冬眠ならぬ夏眠ができないか密かに研究しています。(嘘)
そんな常夏の国、フィリピン。
街中では日本にはないユニークな乗り物を見つけることができます。
例えば、以前レアジョブFacebookページでも紹介したように
【ジープニー】
【トライシクル】
などなど
色々な乗り物が街中を走っています。
私以外の2人のインターン生
LauraさんとHikaruくんは写真のジプニーで
レアジョブフィリピンオフィスまで通っているそうです。
私がオフィスに来る際はMRTを使っています。
MRTとはMetro Rail Transitの略で、
マニラにある電車のことです。
ほかにもLRT1,LRT2,PNRと電車の種類はあります。
いつでもどこでも渋滞していると言っても過言ではないマニラ。
渋滞の影響を受けることが少ない電車の存在も忘れてはいけません。
今日はそんなフィリピンの電車MRTの話をします。
駅の入り口は
こんな風になっています。
階段を上って改札階へ向かいます。
階段を上った先には・・・
長蛇の列!!
これは何の列だと思いますか?
正解は・・・
荷物チェックの列です。
5分ほど並んで検査エリアに到着。
カバンの口をしっかり開いて係員に見せます。
MRT内は飲食禁止となっています。
なにか食べ物を持っている人は
ここで捨てなければなりません。
大きな荷物を2つ以上もっている人が
乗車拒否されているのを見たことがあります。
大きい荷物は1つまで、とのことでした。
飲酒後にはMRTに乗車できないことになっています。
おそらくトラブル防止のためです。
以前、飲み会後に息を止めてガードを突破しようと試みました。
が、プロの目はごまかせませんでした。
普通に乗車拒否されました。
涙をこらえながらバスで帰宅したのが思い出されます。
真似しないようにしてください。
プロフェッショナルガードマンを侮ってはいけません。
荷物チェックを終えるとそこにまた長蛇の列!!!
と、思いきや平日の午後3時前後
人はまばらでした。
奥に写っているのが切符の販売窓口です。
係員に行き先を伝え、料金を支払い、
切符をもらいます。
料金は片道20~30円ほどです。
自動販売機を設置している駅もあるのですが
使える硬貨と使えない硬貨があるので
窓口に並ぶ方が確実に切符を手に入れられます。
駅・時間帯によっては切符購入のための待ち時間が非常に長く
私の場合は20分前後待ったこともあります。
それを回避できる魔法のアイテムがこちら
Stored value ticketと呼ばれるチケットです。
100ペソ(約200円)で購入できます。
これを持っていれば切符購入のために待つ必要がなく、
スムーズに改札を通ることができます。
MRTでしか使えません。
LRTなど他の線ではまたそこ専用のものを買う必要があります。
東京は一つのカードで移動できるので便利ですよね。
使用期限は購入から3ヶ月で
乗った分だけカード内の残金が消費されていき
最後の端数はボーナスということで切り上げてくれます。
裏技としては残金が2ペソあたりになるとそれは使わずにとっておき、
できるだけ長距離移動のときにそれを改めて使うようにしています。
残金2ペソチケットで
10ペソの距離を乗るか、15ペソの距離を乗るか、
の話ですね。
裏技でもなんでもないただのケチ話でした。
すいません。
(ケチりすぎて財布に端数のチケットがたまっているのは内緒です)
改札を通り、ホームに到着すると
反対方面の電車がきていました。
みたところあまり日本と変わらないような外観です。
ホームの駅名表示や行き先方面の表示が日本のように大きくないので
注意しなければなりません。
時刻表もないので、次の電車がいつくるかもワカリマセン。
のんびり待つのがフィリピンスタイル。(たぶん)
前方車両に乗り込みました。
運よくすいていて座ることが出来ました。
車内では音楽を聴いているひとがたまにいます。
携帯でメッセージのやりとりをしているひとは多いです。
日本のように本や新聞を読んでいる人は見たことがないです。
車内放送や掲示物は英語とフィリピン語両方あります。
たまに英語だけのときもあります。
前方の2車両ほどはFemale areaとなっています。
MRTが動いている間じゅうずっとです。
Female areaといっても女性だけではなく
小さいお子様連れの男性や高齢者の方もいます。
ラッシュのときでも比較的空いていることがあるので
私はFeamale
areaに乗るようにしています。
この車両ですら混雑しているときは
もうここでは書けないほどの女の戦いが
車内で繰り広げられるとか・・・。
たまに通常の車両に乗るのですが
不思議と男性が席を譲ってくれます。
最初は私が妊娠しているのかと勘違いされたのかと思い
自分のお腹の脂肪を恨みましたが、
その後も男性が女性に席を譲るという場面に遭遇したので、
妊婦に見られたのかかという不安はなくなりました。
フィリピン人男性が女性に席を譲るというのは
ごく一般に浸透しているようです。
さりげなくスマートに譲ってもらえると、
なんだか照れくさい反面、ほっこりしちゃいますね。
もちろん女性だけではなく
お年寄りの方や妊娠中の方、
すぐに近くの人が立ち上がって席を譲ります。
日本でも見られる光景ではありますが、
やはり親切が生み出す空気というのは気持ちがいいですね。
そして私の最寄り駅につき、MRTを降りました。
ジプニーの場合は降りるときに
「Para!!!」と叫ばなければいけない反面、
MRTは自動的に止まってくれるので
叫ぶというエネルギーを使わなくて済みます。
電車の紹介はこんなところでしょうか。
これらの写真の撮影日のように車内が空いていると
案外快適に移動することができます。
たまに車両トラブル等で電車が止まったりしますが、
普段はエアコンも効いているしなかなかの乗り心地です。
渋滞にも左右されませんしね。
ただ、時間帯によってはスーパー混雑します。
それはもう、、、息ができないくらいに、、、
写真を撮ろうと試みたこともあるのですが
不可能でした、、、。
皆さんにお見せできないのが残念でなりません。
ひとつ注意しなければならないことは所持品の管理です。
悲しいことではありますが特に混雑時の盗難被害の話は
何度も聞いています。
MRTだけに限ったことではありませんが、
カバンの口はしっかりしめるとか
ポケットに貴重品は入れないとか
ちょっとした注意はいつだって必要です。
公共の乗り物内でも、街を歩いているときも
事前に防げる被害は防いでいきたいですね。
皆様
マニラにいらっしゃった際はお気に入りの乗り物を
見つけてみてくださいね!
MRTのスーパー混雑も体験されることをオススメします。
・・・やっぱりオススメしません(笑)
こちらのインターンブログで取り上げてほしいフィリピン情報など
ありましたらコメント欄にてお教えください^^
できる範囲で答えさせていただきます!
ではでは。
Mako
Twitter: @KtmS_7hvn